心の病にを治すには|自分という存在を認めてあげよう|適応障害の実態
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自分という存在を認めてあげよう|適応障害の実態

心の病にを治すには

頭を抱える女性

適応障害とは、自分の価値観にあわないなどの理由から環境に適応できずに精神的に不調をきたす病気です。憂鬱な気分や強い不安感が続くだけでなく、急に暴力的になるなど攻撃的な行動をとってしまうこともあります。また動悸やめまいなど身体的な症状にまで発展することもあり、重症化することでそれぞれの症状が深刻化してしまう恐れもあるのです。そのため、少しでも適応障害の症状を疑われる場合には早急に精神科や心療内科で治療を受ける必要があります。適応障害にかかりやすい人は自分の許容範囲以上で頑張り過ぎることが多く、ストレスによる不調すら自分の弱さや甘えだと捉えて更に自分に厳しくしがちです。しかし、そのまま突き進んでしまうと心に深刻なダメージを与えてしまうことになります。精神科や心療内科には適応障害の回復に向けたプログラムが用意されており、ストレス因子の分析や認知行動療法など様々な手法によってそれぞれに適した治療を進めてもらうことが可能です。初期段階での受診であれば、その分治療期間が短くて済むというメリットもあります。

適応障害の治療は、いくつかの段階に分けて進められます。その第一段階が、ストレスの原因となる環境を変える作業です。職場や家庭がストレスの原因となっている場合には、そこから離れることが勧められます。もし、簡単にその環境から離れられない状況であれば、カウンセリングによって本人の適応力を高める治療が行われることになります。不眠症や不安感が消えないなど適応障害が情緒面で影響を与えている場合には、睡眠薬や抗鬱剤の処方などの投薬治療が行われます。しかし、この治療はあくまでも対症療法でしかないため並行してカウンセリングも実施されます。適応障害は人によって原因や症状が異なるため、こうすれば良いという一つの治療パターンがある訳ではありません。専門医が適応障害の患者一人一人と向き合って治療を行うことで初めて症状を緩和させることができるのです。自分にとって良い先生に巡り会うことができるように、セカンドオピニオンも視野に入れて複数の病院を受診してみることも必要になります。